鎌倉の大仏様、穏やかな御尊顔は何を思うのか?

鎌倉の数多くの観光スポットのなかで最も有名なのは大仏様でしょう。誰が何のために建立したのかが不詳とされていますが、大仏様の穏やかな御尊顔には大いなる癒しがあります。交通の便も良いところです。鎌倉に行ったら大仏様、是非ともたちよりたいところです。

目次

  1. 鎌倉は観光スポットの宝庫
  2. 鎌倉の大仏への観光ルートは?
  3. 大仏が建立されたのはいつ、なぜ?
  4. 奈良の大仏との違いは
  5. 「鎌倉 大仏」 まとめ

鎌倉は観光スポットの宝庫

鎌倉

都心から電車で約1時間で古都鎌倉。日帰り観光もできる便利なロケーションです。
京都、奈良と並んで観光客に人気の古都鎌倉、年間1800万の人が訪れると言います。
市内は東西が約9km、歩けば2時間半、南北が約5km、1時間少々で歩けます。面積は広くないですが、このなかにお寺が120、神社が40ほどあり、100メートル歩くうちに3ヶ所の史跡がある、と言われています。狭いなかに観光スポットがぎっしり詰まっているところ、それが鎌倉です。

鎌倉観光の楽しみ方は人それぞれですが、古き時代の佇まいで鎌倉らしい情緒や風情が残されている円覚寺や建長寺のある「北鎌倉」エリアや、大仏様の高徳院やあじさいが素晴らしい長谷寺などの「長谷」エリアなどで神社、仏閣巡りも良いでしょうし、相模湾を見渡せるレストランが並ぶリゾートのような七里ガ浜や鎌倉山などで、海の幸とともに絶景のロケーションを楽しむというのも良いでしょう。
また、三方を山に囲まれて一方を海に向けて開かれた鎌倉は豊かな自然に恵まれたところで、四季おりおりに彩りを添えてくれる花々、新緑から紅葉へと衣替えする山の木々などの風景が楽しめる見どころもたくさんあります。

グルメやマリンスポーツが楽しめる江ノ島周辺もすぐ近くです。
老舗の飲食店で伝統の和食をいただいたり、鎌倉ブランドの野菜や食品、スイーツを堪能するのも良いでしょう。鳩サブレーやクルミっこなどの定番のお土産や、今注目のグッズやファッションアイテムを扱うショップ巡りも若い人たちに人気です。
どこへ行こうか、迷ってしまう。そんな観光スポットの宝庫が鎌倉なのです。

鎌倉の大仏への観光ルートは?

長谷駅

鎌倉で一番有名な観光スポットはなんといっても大仏様ではないでしょうか。
大仏様に行ってみましょう。
バスもありますが電車が便利です。
電車の最寄り駅は江ノ電の長谷駅です。鎌倉駅から江ノ電で3駅目の長谷駅まで約5分。
江ノ電の正式名称は江ノ島電鉄株式会社。1902年(明治35年)に藤沢ー江ノ島間を開業、1910年に藤沢ー鎌倉間の約10kmが開業しました。もう100年以上走っているんですね。
カーブが多く、住宅の隙間を通り抜けたり、路面に出たり、トンネルをくぐったり、海あり山ありの様々な素敵な景色が人気の路面電車です。
日中は12分に1本のダイヤなのでそんなにストレスはないのですが、観光客でけっこう混みあうことがありますので、気を付けてくださいね。

長谷駅で降りて、北のほうへ歩いて7、8分ほどで大仏様の仁王門の前につきます。
途中、左側にあじさいで有名な長谷寺がありますので、往きでも帰りでも時間があれば寄ってみると良いですよ。ただ、あじさいの観光シーズンには2、3時間待たされることがありますから注意してくださいね。
さて、仁王門をくぐって券売所で入場料を払ってなかに入ります。手水舎で身を清めて参道へ。
いよいよ、大仏様の御尊顔が。

大仏が建立されたのはいつ、なぜ?

鎌倉大仏

大仏様が祀られているここは、高徳院という浄土宗の寺院です。御本尊が「鎌倉大仏」としてしられるこの大仏様、阿弥陀如来像で、国宝に指定されています。鎌倉といえば数多くの仏像があるなかで、国宝に指定されているのは、この大仏様だけなのです。意外ですね。鎌倉はたびたび戦火に巻き込まれたため、多くの異物に文化財が焼失してしまっていることも影響しているようです。

高徳院の開基(創立者)や開山(初代住職)は不詳とされていますが、大仏に関しても史料が乏しく不明な点が多いと言われています。
最初に建立されたのは、鎌倉時代1243年に開眼供養された大仏で木造であったと記されています。その後、1252年から銅造の大仏の造立が開始されたとされ、それが現在の鎌倉大仏であると言われています。また、今の大仏は露坐ですが、もともとは大仏殿のなかに安置されていたそうです。1335年、1369年の2度、大仏殿が倒壊したという記載が史料にはあるようです。
それ以降、誰も大仏殿を造ってあげなかったのですね。すこし可哀そうですね。

大仏が建立された年代などはある程度解明されていますが、誰が何のために造ったのかという事情については、いまひとつ明らかではありません。
浄土教信仰にもとづく阿弥陀如来像ですから、無限の光と慈悲ですべての人々を救ってくださり、極楽浄土に導いてくださるというご利益があります。誰が造ったのかが解りませんが、平和とか国家安泰のような大きな理想を求めていたものかもしれません。
大仏様の穏やかな御尊顔を拝顔すると、お祈りせずにはいられなくなってきます。
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、合掌、礼拝。

奈良の大仏との違いは

大仏様は像高約11.39メートル(台座を含め高さ13.35メートル)。重量約121トン。
角張った、平面的な面相、低い肉髻(にっけい、頭髪部の椀状の盛り上がり)、猫背気味の姿勢、体部に比して頭部のプロポーションが大きい点など、鎌倉期に流行した「宋風」の仏像の特色を示しています。
鋳造は体部が7段、頭部は前面が5段、背面が6段に分けて行われていることが、像の内外に残る痕跡からわかります。材質は通常「銅造」とされていますが、正確には青銅(銅、錫、鉛等の合金)です。

大仏というと奈良の大仏も有名ですね。
比べて、違いをみてみましょう。
奈良の大仏
像高14.98メートル、台座3.05メートル、重さ約250トン。
奈良のほうが大きいですね、奈良の勝ち。
重さがずいぶん違いますね。実は鎌倉の大仏様は中が全部空洞になっているのです。
鎌倉の大仏様は内部が空洞で、人が入ることができます。
奈良の大仏様とは宗派も違うし、建立された時期も違うので一概には言えませんが、国宝の仏様の体のなかに入れる、これは鎌倉の大仏様でしかできません。

これは私の個人的な感想ですが、鎌倉の大仏様のあの慈悲深いお顔、何をお考えになっているのか測り知れませんが、奈良の大仏様のどことなく冷たいような表情のお顔に比べると、ありがたさを強く感じます。そう思うのは私だけではないと思います。
今のような露坐ではなく、いつの日にか大仏殿が建立されると良いですね。

「鎌倉 大仏」 まとめ

鎌倉大仏

「鎌倉 大仏」について調べてみましたが、一番驚いたのは国宝にもなっているこの大仏様が誰によって、何のために建立されたのかが解っていないことです。
大仏様はそんなこととは関係なく、素晴らしく穏やかなお顔で長谷の地に鎮座されています。
なにをお考えになっているのかは、測り知れないことですが、大仏様の前ではおすがりしたいような気持にもなります。
都心から近い鎌倉の観光スポットのなかで、有名になりすぎてはいますが、心から是非ともお参りしたいところ、それが鎌倉の大仏様です。

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